こんにちは。
西八王子にある歯医者LCK fデンタルクリニックです。
管理栄養士のEです。
周りが静かな状況で、お腹が鳴ると恥ずかしいですよね。
鳴ってほしくないときに限って、大きな音が出てしまうものです。
では、なぜお腹から音が出るのでしょうか?
腹の虫ともいいますが、その正体は胃の収縮運動です。
胃の中の食べ物は3~4時間かけてなくなります。
空っぽの状態になると、一定の間隔で強い収縮運動が起こり、
胃の上部に溜った空気が圧迫され振動します。これが「ぐぅー」の正体です。
「ぐぅー」は「腹鳴:ふくめい」といい、収縮が活発な時ほど増強されます。
音が鳴っている=胃腸が掃除中ということです。
厄介な現象ではありますが、健康の証なので気にしすぎないようにしましょう。
むしろ音が鳴らない食生活は、注意が必要です。
間食の頻度が多かったり、就寝前ギリギリの食事は、
胃が食べ物で満たされ掃除をする間もない状態ということになります。
結果的にカロリーオーバーとなり、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった
生活習慣病のリスクも高まります。
【空腹以外での腹鳴】
・過敏性腸症候群
精神的ストレス(緊張・不安)や身体的ストレス(過労・睡眠不足・不規則な食生活)が
腸の動きに影響を与え、慢性的な便秘や下痢などの症状を引き起こす
お腹がギュルギュル・ゴロゴロと腹鳴、腹部の張りなど
・乳糖不耐症
ヨーグルトや牛乳などの乳製品に含まれる乳糖を分解する酵素ラクターゼが
不足しているため発症お腹がゴロゴロと腹鳴、腹痛、下痢など
【お腹が鳴りやすい人の特徴】
①長時間座っている
胃腸が圧迫され空気が滞りやすくなる
②冷え性
腸の動きが鈍くなりガスが溜まりやすい
③早食い
よく噛まずに早食いすると空気の取り込み量も増える
④脂質の多い食生活
消化に時間がかかりガスが溜まりやすい
⑤アルコールの過剰摂取
腸に刺激を与え、消化器官の動きを鈍くする
⑥香辛料などの刺激物を過剰摂取
腸に刺激を与える
⑦運動不足
腸の動きが鈍くなる
⑧便秘
腸内にガスが溜まりやすい
⑨ストレスを感じやすい人
ストレスや緊張が腸の動きを活発にする
①~⑨の内容に多く当てはまる人は、お腹が鳴りやすかったり、張りやすい状態です。
一度生活を見直してみるのもいいかもしれません(>_<)
分からないことや質問ありましたら、お気軽にお声掛けください!