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2022.10.18

さといも

こんにちは。西八王子の歯医者、LCK fデンタルクリニックです。

管理栄養士のYです。

秋はおいしいものがたくさん出てきて旬を迎える野菜もたくさんあります。
本日はさといもについてのお話です。
さといもは4月下旬から5月上旬に植えられ10月頃から収穫されます。
東南アジアが原産のタロイモ類の仲間で、サトイモ科の植物であります。
 イモは茎が変形したもので、食用にしているのは塊茎といわれる部分です。成長するにつれて、種イモの頂芽が親イモになり、親イモの側芽から子イモ、子イモの側芽から孫イモが出ます。
水分を除くほとんどがでんぷん質で、加熱により消化吸収しやすくなります。
さといもには身体の中の余分な塩分を排出する働きのあるカリウムが含まれています。
食べるとかすかなえぐみを感じますが、これはシュウ酸を含むため。このシュウ酸は皮をむくときのかゆみの原因にもなっています。

さといもにはカリウムとガラクタンが含まれており、カリウムは塩分の摂りすぎなどを調整してくれます。
そのことにより高血圧の予防や改善の効果が期待できます。

また水溶性食物繊維であるガラクタンはさといもの特徴でもあるねばねば成分であります。
食物繊維は腸内細菌のはたらきを活発にする効果が期待できます。
このため、食物繊維を摂取することで、腸内環境が整う可能性があります。

また、食物繊維は便の体積を増やすはたらきが期待できます。
なので、食物繊維を摂取することで便秘を予防できるかもしれません。
腸内環境に悩んでいる人は、食物繊維を摂取するようにしてみましょう。
サトイモを洗った後、乾かしてから皮をむくと、ぬめりが出にくく、手がかゆくなりません。
ぜひお試しください。

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