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2024.10.21

なた豆

こんにちは。
西八王子にある歯医者LCK fデンタルクリニックです。
管理栄養士のEです。

 

本日は「なた豆」について紹介します!

なた豆は、「刀豆」とも表記します。
植物の見た目が中国の刀に似ていることが名前の由来といわれています。

あまり馴染みのない食材に思いますが、
カレーライスのお供である福神漬けに入っている、
ひょうたんの様な形をしたコリコリ食感のものがなた豆です。

意外と皆さん口にしていたのではないでしょうか(^o^)

 

【種類】

①白なた豆
 大きいさやを持ち、暑さに強いのが特徴
 草丈が2m以上になり、白い花を咲かせ、白い豆が収穫できる

②赤なた豆
 ピンクの花を咲かせ、赤い豆が収穫できる

③タチナタマメ
 約1mの高さまで成長し、乾燥に強いのが特徴
 白なた豆や赤なた豆と比べて茎が立つので、タチナタマメと呼ばれるようになった
 紫とピンクの中間色の花を咲かせ、白い豆が収穫できるが食用としては利用できない
 童話「ジャックと豆の木」のモデルになった植物で、
 英語で「ジャックビーンズ」と呼ばれる

 

中国では古くから、漢方として使用されています。
なた豆特有の栄養成分は、カナバニン・コンカナバリンA・ウレアーゼです。

★カナバニン:排膿作用、抗炎症作用、血行促進作用

★コンカナバリンA:免疫力向上

★ウレアーゼ:尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解

 

【効果・効能】

・歯周病
 👉カナバニンの抗炎症作用
   なた豆を継続的に摂取することで、歯茎の腫れ、出血の炎症が、
   短期間で改善する傾向あり
 👉コンカナバリンAの免疫力向上
   口腔内の善玉菌がバランスよく維持されるため、口臭予防にもつながる
   なた豆配合の歯磨き粉も販売されいる

・蓄膿・副鼻腔炎
 👉カナバニンの排膿作用
   膿の排出を促進、炎症抑制作用あり
   上記の効能を持つため、「膿取り豆」とも呼ばれる

・腎機能
 👉ウレアーゼの分解作用
   有毒な物質を体外に排出できる
 👉コンカナバリンAは腎臓のろ過機能回復効果あり

・血行促進作用
 👉カナバニンの血行促進作用
   血液、体液の流れをよくする

なた豆茶は、ノンカフェインなので日常的な水分補給でもお子様でも、
安心して飲むことができます。

スーパーなどで見かけた際はぜひ一度飲んでみてください♪

分からないことや質問ございましたら、お気軽にお声がけください!

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