こんにちは。管理栄養士のWです。
サーターアンダーギーとは、沖縄の伝統的な揚げ菓子のこと。
500年以上前の琉球王朝時代(1429年~1879年)から続く、沖縄の歴史になくてはならないグルメです。
中国の「開口球(かいこうきゅう)」や台湾の揚げ菓子「開口笑(かいこうしょう)」がルーツであると考えられています。
沖縄の方言で「サーター」は砂糖、「アンダ」は油、そして「アギ」は揚げる。
”砂糖を油で揚げたもの”という意味で、別名で「砂糖天ぷら」と言われることもあります。
サーターアンダーギーは表面に割れ目があるのが特徴で、割れた表面が花が咲いたように見えることから、縁起の良いお菓子として結納時などにも食されるようです。
女性を象徴するお菓子ともされているそうです。
食感が特徴的で、表面はサクサク、中はしっとりとした満腹感が強く、
低温でじっくり揚げるサーターアンダーギーは、日持ちしやすいお菓子です。
揚げた手が美味しいですが、手作りでも1週間程度は日持ちするため、一度にたくさん作って作り置きするのも良いですね。
先日作ったので、スタッフに差し入れしたところ、皆さん「美味しい!」と食べてくれました。