こんにちは!西八王子にある歯医者LCK fデンタルクリニックです。
管理栄養士のEです。
寒いこの時期、ほんのり甘くて、温かいホットミルク美味しいですよね(^o^)
ホットミルクを作る際、加熱時間が長かったり、温めすぎた際、
牛乳の表面に膜が張っているのを見たことがありますか?
この現象には名前があり「ラムスデン現象」と呼ばれています。
加熱すると牛乳の表面の水分が蒸発し、たんぱく質主体の濃縮凝固がおこります。
よって、周りの脂肪分や乳糖を包み込み膜ができます。
この膜は40℃以上に温めると全体に薄く広がり、
加熱時間が長く、温度が上がるにつれ厚さを増します。
ちなみにこの膜には、たんぱく質や脂肪などの栄養素が含まれているので
捨てずに食べるのがおすすめです!しかし、口当たりが苦手な方も多いと思うので
膜ができにくいホットミルクの作り方を紹介します!
【鍋で作る場合】
1.牛乳を鍋にいれ、中火にかける
2.全体的に底からかき混ぜて温める
★ 絶対に沸騰させない!
【電子レンジで作る場合】
1.マグカップに牛乳を入れ、ラップをせずに40~60秒加熱(600w)
2.一度取り出し、かき混ぜたら追加で30秒加熱
3.お好みの温度になるまで、加熱、かき混ぜるを繰り返す
★ 一気に温めるのは×
よく寝る前にホットミルクを飲むと、身体が温まり寝つきがよくなると言われますが、
寝る前だと乳脂肪を分解するために就寝中も胃腸が休まらないので、
睡眠の質が低下してしまいます。なので、ホットミルクではなく白湯がおすすめです。
温かい水分が胃腸に入り、リラックス効果のある副交感神経に切り替わりやすくなります。
また、飲む量にも注意が必要です。
どんなに牛乳が好きで、栄養があるといっても1日コップ1杯(200ml)が適量です。
乳製品の摂り過ぎは、血液中の脂質、腹痛などの悪影響があるので気を付けましょう。
分からないことや質問ありましたら、お気軽にお声掛けください♪