こんにちは。
西八王子の歯医者LCKfデンタルクリニックです。
管理栄養士のYです。
本日5月31日は世界禁煙デーです!
世界禁煙デーとは世界保健機関(WHO)により1988年に初めて定められました。翌年1989年からは5月31日と定められ、世界各国で「喫煙と健康を考える日」として様々な催しが行われています。
歯とたばこの関係はご存じでしょうか?
たばこを吸うと歯肉の血流が悪くなり低考慮置くが弱まるため歯周病菌に感染しやすくなります。また、唾液量が少なくなり口の中の汚れが残りやすく、歯の表面にタールがつくことによってざらざらになりやすいので歯垢(プラーク)がつきやすいです。
たばこを吸う人は歯に汚れが付着したり、歯肉が黒ずむことがあります。
たばこに含まれる一酸化炭素には身体の酸素不足を引き起こす作用、ニコチンには血管を収縮させる作用があります。血流が悪くなると歯周組織に栄養分や酸素がしっかり届けられなくなり、抵抗力が低下するため、歯周病の発症リスクを高めてしまうのです。また、血流悪化により歯茎の修復機能が低下することから歯周病の治りを遅くする可能性もあります。歯茎からの出血が少なるために、歯周病の発症・進行に気付くのが遅れてしまう場合があります。
そのため歯も身体も健康にいるためにたばこを吸っている方はまずは1日1本少しづつ減らしてみてください。禁煙を進めていくことで、歯周組織へのダメージが抑えられるかもしれません。
ぜひ少しずつご自身のお身体を守っていきましょう。