こんにちは。西八王子の歯医者、LCK fデンタルクリニックです。
管理栄養士のSです。
夏の暑い日、やけに食べたくなるのが辛い料理。
人間が持つ味覚は、酸味・塩味・甘味・苦み・うま味の5種類。
「辛さ」は味覚ではなく、痛覚や温覚が反応して感じています。
辛い物を食べると痛みに反応して「アドレナリン」「エンドルフィン」という2つの物質を分泌し、これが辛い物ものが癖になる原因となります。
暑いとき、無性に辛い物が食べたくなるのはどうしてでしょう?
①発汗作用で涼しさを感じる
唐辛子やこしょうなどに含まれる辛味成分カプサイシンが持つ発汗作用によって、体が暑くなり汗をかく→体の熱が放出されて一時的に涼しさを感じる
②食欲増進
辛味成分は消化管の粘膜を刺激し、消化液・唾液の量が多くなり食欲が増進する→食欲がない時の夏バテ予防
ただし、辛い物の成分は胃や小腸で吸収されるので、食べすぎると胃腸を刺激して痛めるので食べ過ぎには注意点しましょう!