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2021.08.02

夏の薬膳のポイント

こんにちは。管理栄養士のHです。

本日は、夏の薬膳のポイントをお話します。

夏は立夏から立秋(立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑)までの3か月間をいいます。

夏は陽気が盛んとなる期間です。
自然界と同様に人間の身体も陽気が盛んになります。
気温が上昇すると、その影響を受け体も熱くなり、発汗により熱を放出するなどして、体内の陰陽のバランスを保とうとしますが、汗をかくことで体力を消耗しやすくもなります。

そこで、食べ物は涼性・寒性のもの、味は苦・鹹・酸味を摂るようにして、心(しん)の機能をよくすることが大切です。辛味で温性のものは陽気が増えてしまうので摂り過ぎないように気をつけましょう。

中医学の経典「黄帝内経」では、夏の養生として「夜は遅く寝て、朝は早く起きる。日の長さや暑さを嫌がらず物事に怒らずに気持ちよく過ごすべきである」と記されています。

陰陽のバランスを整え、健康を保っていきましょう。


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