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2022.01.12

過敏性腸症候群

こんにちは。管理栄養士のMです。

過敏性腸症候群(IBS)と言う病名を聞いたことはありませんか?
大切な仕事の前や、心配事があるときに、おなかの調子が悪くなってしまい、「お腹に来たよ」なんて、言っている人、周りにいませんか?


通常の検査では腸に炎症・潰瘍・内分泌異常などが認められないにも関わらず、慢性的に腹部の膨張感や腹痛を訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を感じる症候群です。
 排便後、痛みが緩和されることが多く、また睡眠時には症状が現れないという特徴もあります。
腸の内臓神経が何らかの原因で過敏になっていることにより、引き起こされると考えられています。
はっきりとした原因はわかっていませんが、ストレス、過度な緊張、腸内細菌叢の変化などが関係しているのではないと考えられています。
また、良かれと思って取り入れた腸活によってお腹が張ったり下痢や便秘を引き起こすこともあると言われています。
悪化を防ぎ、身体機能を正常に保つためには、食事、運動、睡眠などの生活習慣の見直しが大切です。

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