こんにちは。管理栄養士のMです。
12月23日は、乳酸菌の日。
小腸を活躍の場としている乳酸菌は、摂取して乳酸が作り出されると、腸内環境が酸性に保たれます。
酸性になることで腸の運動がうながされ、便通改善効果があるというわけです。
酸の刺激で大腸のぜん動運動を活発にするビフィズス菌と同じです。
ビフィズス菌、乳酸菌のどちらも大事
どちらも善玉菌の代表格と言われるビフィズス菌と乳酸菌、ヨーグルトなどで手軽に摂りやすい乳酸菌も、実は胃酸によって多くは腸まで届きません。
でも死んでも役に立つのが乳酸菌のすごいところ。
死んだ乳酸菌はほかの乳酸菌のエサになり、善玉菌優位にするために加勢してくれるんです。
また、乳酸菌を摂取することで、大腸菌にもともといりビフィズス菌が増えやすい環境に整えます。
腸のためだけでなく、体全体の健康を考えたときに摂りたいビフィズス菌ですが、発揮するためにも、ビフィズス菌と一緒に発酵食品などで乳酸菌を摂るとよいです。