こんにちは。栄養士のNです。
野菜の皮や芯など、食べられないと思って捨てていませんか?
また、カットする際に食べられる部分まで切っていませんか?
本日は、よく捨てられている実は食べられる部分とロスを減らす切り方のコツを紹介します。
まずは皮について。
人参・大根・ごぼう・れんこんの皮は食べることができる部分です。
特に大根の皮付近にはビタミンCが豊富に含まれているほか、皮には消化を促してくれる成分や血液をサラサラにする働きを持つ成分が豊富です。
また、人参の皮付近には免疫力を高めたり、老化を防止する効果を持つ栄養素が多く含まれています。
さらに、野菜のカットの際に食べられる部分まで切り落とされてしまう野菜で多いものがピーマン(パプリカ)・トマト・玉ねぎです。
●ピーマン(パプリカ)…上部分を丸ごとカットするのではなく、まずは縦半分に切ってからヘタの部分だけをカット
●トマト
包丁の先でヘタの周りだけをぐるぐるとえぐるようにカット
または好きな大きさに切ってからヘタの部分だけカット
●玉ねぎ
薄皮を全て剥いてから頭と根元の部分をカット
このように、食べられないと勘違いされている部分やカット次第で食べられる部分がたくさんあるのです。
廃棄を積み重ねると大きな食品ロスになってしまうので、日頃から気をつけていきましょう。
よく廃棄される部分を使ったレシピも紹介する予定ですので、お楽しみに!