こんにちは。西八王子の歯医者、LCK ｆデンタルクリニックです。
管理栄養士のＷです。
毎月30日は味噌の日ということで3月30日のブログにも載せましたが、
今日は、「八丁味噌」についてお話をしたいと思います。
八丁味噌は独特の風味とうまみがあり、愛知県岡崎市八帖町で、江戸時代から作り続けられてきました。
約４００年もの間、岡崎市八帖町で味噌を作り続けてきた老舗メーカー2社が
「八丁味噌」を名乗れなくなる事態に直面しています。
詳しく知りたい方は、「八丁味噌・GI（地理的表示）保護制度」で調べてみてください。
八丁味噌は愛知県の大豆で作った大豆こうじと塩、水を木桶に仕込み、円錐状に積み上げた石で重石をして
八帖町の気候風土の中、二夏二冬（2年以上）熟成させた味噌のことをいいます。
水分が少なくじっくり熟成させた八丁味噌は、大豆のうまみの中に濃厚なコクと少々の酸味、渋みのある
独特な風味が特徴です。
しかし農水省がGI登録したのは、熟成期間や仕込み方法など明らかに伝統ある八丁味噌とは異なるものでした。
伝統ある作り方を続けてこられた老舗２社の八丁味噌を守り、後世にも伝えていきたいですね。
