こんにちは。管理栄養士のWです。
こんなに大きな椎茸が手に入りました!
椎茸に多く含まれるビタミンDのお話は、当院発行のHealthful Noteにも掲載したことがありますが、
今回は椎茸の栽培についてお伝えしたいと思います。
栽培の方法によって、原木椎茸、菌床椎茸の2種類に大きく分けられます。
・原木椎茸
自然の中で椎茸菌を打ち込んだ原木に生えるのが原木椎茸です。
自然の気象条件を利用して栽培されるので1年のうち春と秋にだけ発生し、収穫までは半年から2年かかります。
乾燥させて保存されることが多いですが、収穫期には生の原木椎茸がスーパー等の店頭に並ぶことも
あり、風味に優れています。
・菌床椎茸
おがくず等の木質材に、栄養源を混ぜて固めたブロックに種コマを打ち、湿度の高い室内で育てられます。
人工的に養分を与えることで、3~6ヶ月のサイクルで次々に収穫できるのがメリットです。
椎茸の軸には多くの旨味や栄養素が含まれています。
美味しそうな原木椎茸が手に入った際には、軸は石づき部分だけを切り落とし、笠の部分と一緒に食べましょう。