こんにちは。管理栄養士のHです。
今日は薬膳を学ぶ上で必要な用語「気・血・水」についてふれたいと思います。
人が生命活動を維持していくために重要な要素のことをいいます。
この3つの要素が互いに影響しあい、体のバランスを保っているとされています。
(気・血・水の関係図をご覧ください)
気・血・水それぞれを簡単に説明すると
気は、人が生きるために必要な活動や運動を支えるエネルギー源。
血は、からだに栄養を与える物質のこと。血液と血液が運ぶ栄養素をさします。ちなみに読み方は、「ち」ではなく「けつ」と呼びます。
水は、体内の水分をさし、血以外の体液のことをいいます。人体の陰陽バランスを調節し、老廃物の排泄などの作用があります。別名「津液(しんえき)」とも呼ばれます。
今回は、気・血・水がどういう働きをするのかを簡単にお話させてもらいました。
次回は、バランスが崩れた時にどういう影響が出るのかについてお話したいと思います。