こんにちは。
西八王子にある歯医者LCKfデンタルクリニックです。
管理栄養士のEです。
毎日暑い日が続きますね(~_~;)
皆さん水分摂取は、どの種類の飲み物でしていますか?
水、お茶、ジュースと様々な選択肢があると思います。
今回は最も身近な飲み物、水に関連した「水中毒」について紹介します。
1日に10ℓ以上の水を飲む症状を多飲症といいます。
この多飲症の結果、生じる発作性の病態を水中毒といいます。
大量の水分が一気に体内に取り込まれると血中のナトリウム濃度が
急激に低下し、低ナトリウム血症状態となり症状が表れます。
主な症状として、めまい・頭痛・多尿・頻尿・下痢など
悪化すると、吐き気・嘔吐・意識障害・呼吸困難などの症状が現れ死に至る場合もあります。
実際に水中毒が原因の死亡例も報告され、熱中症と並んで注意したい症状となっています。
水中毒のリスクは1日3ℓ以上の水分摂取で上がります。
日常で摂取する水分は1.5ℓ~2ℓ間で調整するようにしましょう!
気温の高い日や激しい運動をする場合は水分補給する必要がありますが、
無理に大量の水を飲み続けることは避け、
喉の渇きに応じて、起床、就寝といった生活のタイミングで水分を
こまめに補給することを心がけましょう。
過剰摂取にならず、脱水も防ぐことができます。
対策として、ナトリウム、カリウム、マグネシウムといった
電解質が含まれている経口補水液を摂ったり、ミネラル豊富な野菜を食べることが大切です。
残暑も厳しいですが、バランスのよい食事、正しい水分補給で乗り越えていきましょう!
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