こんにちは。
西八王子にある歯医者LCKfデンタルクリニックです。
管理栄養士のEです。
今回は、親知らずについてです。
親知らずとは、一番奥に生える永久歯で第三大臼歯といいます。
10代後半~20代前半に生えるので他の永久歯より遅く、親の手元を離れ物事の分別がつくようになった頃ということで「親知らず」「智歯」と呼ばれます。
上顎の左右に2本、下顎の左右に2本と計4本ありますが、元から1本も無い人や2本だけあるなど個人差があります。
親知らずが生えるスペースが無かったり、生えている方向が通常とは違う際には、 埋まった状態や傾いて生えてくることがあります。
親知らずには抜歯した方がいいケースと抜歯はせず保存のケースがあります。
≪ 抜歯のケース ≫
・親知らず自体が虫歯+前方の歯が虫歯
歯ブラシが届きにくく、再び虫歯になるリスクが高いので抜歯した方がいい場合があります。
また、前方の歯(7番目)が虫歯になった場合は親知らず抜歯後、前方を治療する必要があります。
・横向きに生えていて前方の歯に悪影響がある
≪ 抜歯しなくていいケース ≫
・きちんと上下で生え、嚙み合っている
・顎の中に完全に埋まっていて問題がない
・入れ歯やブリッジの土台として必要
・親知らずを移植する可能性がある
今回は一般的な内容を挙げたため当てはまらない場合もございます。 気になることがございましたらお気軽にご相談ください。