こんにちは。管理栄養士のWです。
秋になると、どこからともなく香ってくるのは、金木犀の甘い香り。
どこか懐かしさを感じます。
花言葉は「謙虚」ですが、花が咲く時期は存在感がありますね。
金木犀は、モクセイ科の常緑広葉樹で、中国原産です。
葉は細長く濃緑色で、波打っているのが特徴です。
秋になるとオレンジ色の小花をたくさんつけ、花が終わると冬にクコの実のような小さな実をつけます。
しかし、中国から日本に金木犀が伝わった際、オス株しか伝わらなかったことから、金木犀の実は日本でみることはできないそうです。
金木犀の漢字に使われている「犀」は、動物のサイ(犀)のことで樹齢を重ねると、樹皮が似てくるそうです。
日本ではジンチョウゲ、クチナシと共に三香木とされています。
金木犀の香りがどこから香ってくるのか探しながら、時にはマスクを外して散歩するのもいいですね。