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2024.06.28

食べ物から見た唾液の役割

こんにちは!
西八王子にある歯医者LCKfデンタルクリニックです🦷
管理栄養士のYです
🐿

みなさんお口の中の唾液が大切なのはご存じでしょうか!?
歯にもとっても関係あるのですが、今回は食べ物から見た唾液の役割についてお話しさせていただきます。 お口の中での食べ物の消化には唾液は欠かせません❕
お口の中の唾液は唾液腺から分泌されており、耳下腺・舌下腺・顎下腺からなります。
それぞれから出る唾液の成分は実は少し違うのです。
耳下腺から出る唾液はでんぶんを分解する消化酵素の「α―アミラーゼ」が多く含まれています。
舌下腺、顎下腺から分泌される唾液はα―アミラーゼが少なく、粘性のある唾液の正体のムチンが多く含まれています。
お口の中では、でんぶんを多く摂取するとα―アミラーゼを多く含む耳下腺液の分泌が促され食べ物の消化を促します。固形物が多いと舌下腺液・顎下腺液が多く分泌されて食べ物を飲み込みやすくしてくれます。
私たち人間の身体は自然とこの判断をしてくれるのはすごいですね。

これらの消化酵素も大切ですがまずはよく噛むことが重要となってきます。
食べ物を小さくして分解しやすくすることも大切ですが、
しっかり噛むことによって唾液がたくさん分泌されるため噛む回数を増やすことを意識してみましょう!

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