こんにちは。
西八王子にある歯医者LCKfデンタルクリニックです🦷
管理栄養士のYです🐿
ここ数年でトレーニングをしていてBCAAを摂られている方を栄養相談の時にお見かけすることが増えてきました。 そこで本日はBCAAについてお話しさせていただきます。
まず、たんぱく質というものは20種類のアミノ酸によって構成されています。しかし、人の身体の中で作られないアミノ酸は9種類あります。
バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン(スレオニン)、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン この9種類のことを「必須アミノ酸」と呼んでおります。
学生の時にこの必須アミノ酸を覚えるときにゴロを使って必死に覚えていたことがありました(笑)
さらにこの中でバリン、ロイシン、イソロイシンのことをまとめて分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼ばれています。 このBCAAは、運動時にとても良いと言われています。その理由は食事由来のアミノ酸の中でも筋肉への取り込みが高いからです。 ほとんどのアミノ酸は肝臓で分解されます。しかし、BCAAであるバリン、ロイシン、イソロイシンは筋肉などの骨格筋で分解されます。
そのためBCAAには ① 筋肉の分解を抑える②筋肉の回復を早める③運動の持続力を高める 効果があります。
これらは運動する方はもちろんなのですが、日常生活を送る上でも必要になってきます。
BCAAは食事からでも十分補うことが出来ます。 BCAAを多く含んでいるものは、 マグロの赤身やかつお、あじ、鶏むね肉、牛肉、卵、納豆、玄米 などです。 また、これらを単品食べするのではなく一緒に食べることでよりバランスの良い食事がとれますのでぜひ組み合わせてみてくださいね!