こんにちは。西八王子の歯医者、LCK fデンタルクリニックです。
管理栄養士のMです。
腸に炎症が起きる多くの疾患のうち、特に潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis; UC)と
クローン病(Crohn’s disease; CD)という病気を指し、若年層に発症することが多く、下痢や血便、腹痛などの症状によって日常生活が制限されてしまうのです。
人により症状が異なりますが、炎症の発生を抑えるために腸に負担をかけない食事を心がけることが大切です。
ですが、むやみに怖がり、油脂や、食物繊維を極端に避けたりしてしまうと、栄養のバランスが崩れてしまうので、気を付けてください。
調理の仕方などで食べられるものが、増えることもあります。
野菜の摂取は出来るだけ繊維を短く、またミキサーにかけるか、裏ごしする等の調理の工夫をする
特に硬い素材のもの(レンコン、たけのこ、ごぼう、山菜、もやしなど)や、海藻類、きのこ類などは、控えてみる
緑黄色野菜の南瓜、人参、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、トマトなどは、皮、種、硬い茎などは省いたものを調理し、消化のよい形で摂取する
野菜不足=ビタミン不足になるため、野菜は毎日摂取することが大切です!
また、水溶性の食物繊維(リンゴ、バナナ、桃など)は、便を有形化し下痢を抑える働きがあり、腸によい働きをもたらすと言われています。
良いといわれるものでも、個人差がありますので正しく、食品を選んでいただけたらと思います。
困ったときは、是非管理栄養士にご相談ください。